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学会紹介



1. 概要
 設計工学の分野は,近年コンピュータ援用化によって著しい発展を遂げているCAD,CAM,CAEなどの先進的な技術と,先人達が営々と築き上げてきたノウハウを継承,活用しながら新規のアイデアを具現化していくための地道な設計技術を包含しています. したがって,関連する学問領域は非常に幅広く,機械,電気,建築などの専門工学分野から,システム工学,生産工学,信頼性工学,安全工学,人間工学などの分野にまで及び,同時に,機械設計,建築設計,インテリア,CG,アートから製図規格,CADなどの技術分野もカバーしています. また,設計工学と密接な関わりをもつ設計・製図分野には,工業高等学校,工業高等専門学校,大学などの教育機関から産業界に至るまで広範囲の階層が関わっており,その特徴は本会会員層にも色濃く反映されています. このような領域と階層の広さは本会のもつメリットであるとともに,他の機械系学会には見られない大きな特色でもあります.

 (公社)日本設計工学会では,設計工学に関する情報交換のための場や人的交流のための機会を広く社会に提供することで,関連する学問と技術の領域をさらに発展・深化させると同時に,設計工学分野における情報発信基地としての役割を担うべく活動を続けております.

 設計工学に関連する分野で活躍されている方々,設計工学に興味をお持ちの方々に本会の目的をご理解いただくとともに,是非とも本会の一員となっていただき,本会の活動にお力添えをいただきたいと願っております. 『 (公社)日本設計工学会』に是非ご入会下さいませんか.

 皆様のご入会を心から歓迎いたします.

設計工学

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2. 会長挨拶
 本会は、設計工学、主に機械工学分野の設計に携わる教育者、研究者、技術者、およびそうならんとする若き学生によって構成されています。 設計は本質的に新たなものを生み出す創造的な活動であり、人類が営々と築き上げてきた全ての活動には、その意図とプロセスがあり、両者を設計と言うことができます。 “設”は柱を立ててホゾにクサビを打つことであり、“計”は数え上げることです。 すなわち設計とはものつくりの個々のプロセスを数え上げること、それが近年の量産化、分業、プロセスの記録等の要求から、現在の図面とそれに記される種々の属性情報へ発展したと考えることができます。 したがって、設計は、そのメディアや支援ツールが変化しても、ものつくりのプロセスを考案し記述するという基本に変わりはありません。
 設計をより深く分析することが設計の可能性を広げ、如何に創造的なものを築き上げるかという社会の要請に応えることができます。 近年、設計科学やDesign Thinking、あるいは設計をその上流と下流に分けて考えることなどにおいて、設計を論理的に考え、あるいは情報をくまなく整理統合して最適化するなど、設計を経験に基づく知識や技能から、科学的、論理的に考え、情報を体系化することによって21世紀における新たな学問に展開しようとする動きがあります。 本会は、設計がもつ本来のものつくりをこのような新たな学問体系として築き上げる場を提供し、それを牽引してまいります。 その端緒として、従来の設計教育、製図教育、CAD、および各種設計研究に加え、ロボコンやものつくり型プロジェクト教育、創造性育成科目等、新たな教育の枠組みに目を向け、それらの教育過程や成果物を分析・整理し、考え方や具体的構築方法・技術等を科学的にまとめ、これら新たな発想・ものつくりを学問として支える活動を計画してまいります。 設計やその解は背景にある時代の技術や考え方、価値観の変遷に大きく影響されますが、まもなく創立50年を迎えます本会は、引き続き会員をはじめ多くの皆様のご支援を頂戴して社会貢献を果たしてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。
2014年9月28日
公益社団法人 日本設計工学会
会長    笹島 和幸
    (東京工業大学 大学院情報理工学研究科 教授)


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3. 日本設計工学会小史
 本学会は1966年5月14日に任意団体「日本設計製図研究会」として設立されました.会誌「設計製図」を発刊するとともに,研究発表講演会を開催するという活動を開始しました.設立当時の会員数は440名で,教育機関の関係者が約8割という特徴のある研究会として発足しています.また,当時の世の中一般では,設計という言葉は図面などの方法で具体化することと認識されており,製図を重視する意味合いから命名されています.
 その後,1970年に「日本設計製図学会」と会名を変更し,1978年4月1日文部大臣より「社団法人日本設計製図学会」の設立認可を受けました.世界の技術指向は,頭脳集約的なハイテクノロジにあり,新しい技術を研究開発して,この成果を新しい製品に結びつける役割を果たすのが設計であり,設計という思考を具体的に表現したものが製図であるという理念の下に学術団体の体制を整えました. さらに1989年1月23日に学会名を「社団法人日本設計工学会」に変更しました.その理由は,設計を製図も含めて広く捉えることが必要であるという先導的使命を明示するためです.学会誌も「設計製図」から「設計工学」に変更して,現在に至っています. この間,全国に8支部を設立し,特に企業の会員数が増加して,1997年には会員数1300名,教育機関関係者6割,企業関係者4割の会勢を誇っています.2006年には創立40周年を迎え,その周年記念行事として,2005年10月28日〜10月31日にオーストリアのウィーン市で設計工学に関する国際会議「International Conference on Design Engineering and Science(ICDES2005)」を主催しました.その会議名に付されたScienceの文字には,国際化・ボーダレス化が進行している今日を予測して,ものつくり文化の違い,図面の裏にある設計思想の伝達方法についても十分な理解・検討をして欲しいという願いもこめられています. 設計工学の最近の研究は,協調設計,最適設計,ユニバーサル設計,満足化設計,省エネ設計,リバースエンジニアリング,コンカレントエンジニアリング,CAD,CAE,CAMなど広範囲に広がり,設計工学が奥深い学問分野であることを如実に意味しています.諸賢が本会を設計工学に関する情報発信の場として活用されんことを祈ります.

日本設計工学会簡易年表
1966年 5月14日 「日本設計製図研究会」設立 初代会長 吉澤武男先生
会誌「設計製図」年4回発刊
1967年 1月15日 北海道支部設立
1968年 5月25日 九州支部設立
11月23日 関西支部設立
1969年 4月19日 東海支部設立
1970年 4月1日 「日本設計製図学会」と会名変更
1971年   会誌「設計製図」年6回発刊
1974年 6月14日 中国支部設立
副会長3名制実施
1975年 5月17日 東北支部設立
7月21日 四国支部設立
1976年 4月17日 北陸支部設立
1978年 4月1日 「社団法人日本設計製図学会」認可
1979年   会誌「設計製図」年9回発刊
1982年   名誉員制度実施
会誌「設計製図」年10回発刊
1983年   会誌「設計製図」Vol.18, No.100 号発刊
1986年 5月24日 創立20周年記念式典(於 慶應義塾大学)
会誌「設計製図」年12回発刊
1989年 1月23日 「社団法人日本設計工学会」に学会名変更
会誌「設計工学」に改名
1996年   創立30周年
1998年 学会webサイトを開設
2005年   創立40周年記念事業 国際会議International Conference on Design Engineering and Science(ICDES2005)をオーストリア,ウイーン市にて開催
2006年   創立40周年記年号 Vol.40, No.12を発刊
2009年 9月 学会webサイトをリニューアル
2010年 11月 国際会議International Conference on Design Engineering and Science(ICDES2010)を東京にて開催
2011年 4月1日 公益社団法人化


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4. 会員特典
♦学会誌「設計工学」
 学会誌「設計工学」は,年12回発行の月刊誌で,設計工学に関連した研究成果,開発成果,教育成果などに関する学術論文を中心に,論壇,随筆,解説などの一般記事や,企業の実務家や教育に携わる方々にとって魅力ある「事例発表」も掲載され,定期的に会員のもとに発送されます. 論文投稿に際しては,制約事項を極力撤廃し,「設計工学」に関連するものであれば,講演発表を経ることなく自由に投稿できます.

♦研究発表講演会
 研究発表講演会は本部主催で春秋2回開催されるほか,支部でも適宜開かれており,会員の研究成果を発表することができます. また特別講演会・設計フォーラム等が併催され有用な情報を獲ることができます.

♦各種集会事業
 産業界・教育界の第一線で活躍されている有名講師による講習会が受講できます. 見学会は,大会時の工場見学のほかに年に数回開催されています. また,設計シンポジウムは本会の共催する主要行事の一つであり,最近の産業界・教育界の最大関心事をテーマとしており,高い評価をいただいています.

♦研究調査活動
 産業と教育における重要な問題について分科会を設け,産学的な研究を進めております. この活動の成果は学会誌等にいち早く発表され,ホットな情報として活用することができます. 通産省工業技術研究院からの委嘱事業「ISO・JIS原案作成委員会」や「CAD標準化委員会」等はその代表的な活動の一つです.

♦賛助会員の特典
 賛助会員1口につき,代表員を3名まで正会員として登録できます.

賛助会員1口につき1名の代表員が講演会,講習会に無料参加できます. 学会誌に社名が連名で広告されます. 広告を学会誌に掲載する場合は,広告料が割り引きされます.

♦学生員の会員割引
 理事会が認めた教育機関に在籍している学生,生徒の会費は,正会員費の半額になります.

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5. 役員一覧

平成29・30年度(第40・41期)運営委員

会 長 笹島 和幸(東京工業大学)    
副会長 金田 徹 (関東学院大学)
(研究調査部会・庶務会計部会担当)
松岡 由幸 (慶應義塾大学)
(事業部会担当)
村上 存 (東京大学)
(出版部会担当)
部会長 岩附信行 (東京工業大学)
(庶務会計部会)
松岡 由幸 (慶應義塾大学)
(事業部会)
金田 徹 (関東学院大学)
(研究調査部会)
小林 健一 (明治大学)
(出版部会)
   
本 部 井上 全人 (明治大学) 奥坂 一也 ((株)アルトナー) 加藤 健郎 (慶應義塾大学)
菊池 耕生 (千葉工業大学) 舘野 寿丈 (明治大学) 平野 利幸 (国士舘大学)
宮下 朋之 (早稲田大学) 柳澤 秀吉 (東京大学) 山崎 芳昭 (明星大学)
支部長
北海道支部:風間 俊治(室蘭工業大学)
東北支部:長尾 光雄(日本大学)
東海支部:大西 正敏(愛知工科大学)
北陸支部:鞍谷 文保(福井大学)
関西支部:新関 雅俊(大阪電気通信大学)
中国支部:小出 隆夫(鳥取大学)
四国支部:吉川 貴士(新居浜工業高等専門学校)
九州支部:和泉 直志(久留米工業高等専門学校)
監 事 富岡 淳 (早稲田大学) 濱口 和洋 (明星大学)  

過去の会長,理事,評議員の記録はこちら
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6. 定款・細則
定款(PDFファイル)細則(PDFファイル)をそれぞれダウンロードの上,お読み下さい.

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7. 倫理綱領・倫理規定
倫理綱領(PDFファイル)倫理規定(PDFファイル)をそれぞれダウンロードの上,お読み下さい.

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